2013年12月14日土曜日

ターム3 WEEK12 12月17日火曜日、19日木曜日

先に今週の利用状況
通常通り利用可能です!フィジカルテストウィークです!別の投稿にてメニューは提示してあります。準備と気合いを忘れずに持ってきてください。

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12月、そして早いものでもうターム3が終盤となります。ここで一筆。面白いと思いますのでお時間がありましたらご一読くださいませ。


皆さん「1万時間の法則」はご存知でしょうか?人間一万時間練習するとある程度のレベルまで到達します。この法則は個人的な意見としてもあながち間違っていないと思い記載する事にしました。別の表現で「熟練化の10年ルール」という言葉があります。これは一日3時間程度の練習を毎日10年続けると約1万時間となるので、似たような意味合いになると言えます。
小学3年生で夢中で何かスポーツを始めた場合、およそ18歳で大成するという事です。(ここでいう大成とは大まかに言えば、国際レベル〜地方レベル、つまり全国レベル前後といったイメージです。一般的に過ごしている方からみると「すごいね」と言われるレベルでしょうか。)
5歳で始めた場合は15歳、12歳から始めた場合は22歳となります。
なるほど、、、と関心する反面、本当か??と疑問も持たれる方も少なく無いと思います。
そこで、最近読んだ記事に関心し、考えがリンクしました。そこには「遊び」の要素が大きく関係するそうです。昔ではごく当たり前だった遊びは今では全く行われないようです。ゲームの普及はもちろんですが、習い事の「スポーツ」として縛られてしまう傾向もこの一つの様です。文部科学省の2012年の「幼児期運動指針」では毎日合計60分以上楽しく体を動かそう!」と掲げているようです。確かに毎日60分以上というとそこまで遊んでる子はまれに思えます。この「計画的遊び」が動きの多様性と楽しさを生み出します。ここから何を見出すかというと、具体的に言えば「動作の習得」です。いわゆる「基本的な身のこなし」や最近の言葉でいえば「神経系の運動」と言えるでしょう。動作の習得は13才を境にして「筋骨格系」のピークと入れ替わり始めます。動作の習得は8才前後(いわゆるゴールデンエイジ)がピークです。もっと言えば5才前後から始まると言えるでしょう(プレゴールデンエイジ、運動の障壁)
ここまでに基礎的な身のこなし(神経系の土台)が結果的に確立できていたものが、「熟練化の10年ルール」を実行する事で大成する確率がグッとあがるということなのだと解釈致しました。(吸収が早く伸び率が大きくなる現象です)
 みんなにチャンスがある幼少期です。パフォーマンスキッズではこの土台の部分を担う活動をしていかなければと確信しました。これから1万時間の「強制時間」を割いていく覚悟の子も、そうでなくスポーツをライフスタイルの一つとして楽しみ抜きたい子も是非とも日頃のトレーニングに楽しく励んで欲しいと思っております。

目指すはオリンピック選手!スポーツ選手!いやいや達成しなくてもいいんです、幼少期が有意義で楽しい経験として心に刻まれていれば。

韓国?のことわざのようです。
「天才は努力する者に勝てない、努力する者は楽しむ者に勝てない」

1%のひらめきがないと99%の努力がムダになるとエジソンが言っていましたから、きっと楽しむ余裕があるプレーヤーが1%ひらめくんでしょうね。(無理やりな解釈?)

長文失礼しました。
ではまずはテスト一生懸命受けることから楽しんで行きましょう!

高橋